当サイトで販売しているやまがた地鶏は朝日連峰と飯豊連峰に抱かれた、広大な森が広がる山形県小国町で育てられています。小国町はちょうどの9割以上がブナを中心とした広葉樹であり、 森から流れる清らかな水は、たくさんの命を育みます。 そんな小国町の清らかな水を飲み、その水が育んだ農作物などを餌としているので、やまがた地鶏の中でも特にくさみやクセのなく上品な肉質だと言われています。

山形県小国町

小国町は、磐梯朝日国立公園に属する、朝日連峰、飯豊連峰という雄大な山並みに包まれています。原始景観を残すブナの森をはじめ、町全体を覆い尽くすように落葉広葉樹林が広がっています。
また、小国町は、典型的な日本海側気候の影響を受け、夏は雨が多く、冬には全国有数の豪雪地帯となります。積雪は町中心部でも2メートルを下らず、山間集落では5メートルにも及ぶ所もあります。

日本有数の豪雪地帯

小国町は、全国有数の豪雪地帯であり、昭和38年の大雪は、町を「陸の孤島」と化し、日常生活や産業活動にさまざまな影響を及ぼしました。

一方、たくさん降る雨や雪は、小国の土地に豊富な水を蓄え、森林をはじめ、そこに生息する多くの動植物の生命を育み、私たちに多くの恵みをもたらす大切な水資源となっています。町内では、雪を利用したアウトドアスポーツやイベントなどが盛んに行われ、各地域の活性化を促しています。

ぶな文化

ブナの森は、木の実、山菜、キノコ類、渓流にすむイワナなど、山の幸、川の幸をはぐくみ、この豊かな自然空間の中には、他には類を見ないたくさんの動物たちが生息しています。さらに、雨や雪解け水を林床を通してたっぶりと蓄え、川へとそそぎ流域一帯を潤します。

小国の人々は、この恵み豊かな森の中で暮らし、森との関わりからはぐくまれた独特の生活文化をつくりあげてきました。わたしたちは、この文化を「ぶな文化」とよび、先人が築いたこの文化をしっかりと引き継ぎ、次世代へ向けて新しい「ぶな文化」を創造していきます。